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上杉謙信・景勝 直江兼続

「毘」の旗、戦塵をゆく
戦国奇談 謙信・景勝・兼続

上杉謙信 享禄3年(1530)〜天正6年(1578)
越後守護・関東管領
幼名   虎千代(長尾)
仮名   平三
諱     景虎(長尾)・政虎(上杉)・輝虎(上杉)
法号   宗心・謙信
官途名  弾正少弼

上杉景勝 弘治元年(1555)〜元和9年(1623)
幼名   卯松(長尾)
仮名   喜平次
諱     顕景(長尾)・景勝(上杉)
官途名  弾正少弼・左近衛権少将・中納言
受領名  越後守

直江兼続 永禄3年(1560)〜元和5年(1620)
幼名   与六(樋口)
諱     兼続(樋口・直江)・重光(直江)
受領名  山城守


 越後の地にありながら、その武名を天下に鳴り響かせた上杉謙信。 その戦陣には、常に「毘」の軍旗が翻っていた。 謙信の軍旗には、その他にも「龍」「愛」「無」などがあったと伝う。 いずれも一字旗であり、謙信の純粋で力強い気性がうかがえる。

 「毘」の旗は、須弥山を護る四天王の一人にして、北方の守護神・毘沙門天(多聞天)のことで、仏敵を打ち払うこの武神を謙信は自らになぞらえ深く信仰した。 毘沙門天に関しては、この他にも「刀八毘沙門」の旗もあった。 

 「龍」の旗は、懸かり乱れ龍とも呼ばれ、不動明王の意であると言う。 龍は不動明王の化身とも、云われるからであろう。 不動明王が外道との論争の中で剣に化身したが、敵も剣に化身したので、さらに龍(倶利伽羅竜王)に化身して敵を屈服させた、という話からきたことであろう。 つまり、龍は不動明王の最強の化身ということになる。 「龍」の旗の意が不動明王ならば、総攻撃のときに掲げられたという「龍」の旗は、まさに不動明王が龍に化身したが如く、上杉軍が総攻撃において最強になる様を表しているのだろう。 ちなみに、謙信は出陣に際して不動明王をはじめとする五大尊明王に祈祷する五壇護摩を行っていた。

 「愛」の旗は草書で書かれており、その意は、「毘」や「龍」の旗の意味を考えれば愛宕権現あるいは、愛染明王ということになる。 より、謙信に関係深いのは愛宕権現であろう。 謙信の使用した印章に「勝軍地蔵」と、彫られたものがあるが、勝軍地蔵は愛宕権現の本地仏で愛宕将軍地蔵と、記されることもある。 また、上越市にある愛宕神社は謙信が春日山山麓から同地に移したもので、出陣の際には参拝したという。 同神社には、謙信所用の軍配が残されている。 さらに、謙信の印章や兜の前立てに飯縄明神(飯縄権現)を表した物があるが、飯縄明神と愛宕権現は修験道を通じて近しい関係にある。 戦国初期の守護大名で幕府管領だった細川政元は、天皇に対し不遜な態度を取ったり、将軍を傀儡にしたりと、政治的理念は謙信とは正反対の人であったが、宗教に対しては似ているところがあった。 政務を放り出して修験道修行に出ようとして家臣に連れ戻されたり、細川京兆家の当主でありながら呪法を得るために生涯結婚せず子も生さなかった。 この政元が信奉していたのが愛宕権現・飯縄明神であった。 謙信が結婚しなかったのも、この様な理由であったのかもしれない。

 「無」の旗は、若き時代に使用していたと云われ、幼き頃に曹洞宗・林泉寺で修行した禅宗の影響であろう。 「無」の旗は、北条家五代当主・北条氏直、徳川四天王・榊原康政、そして伊達政宗の重臣・片倉景綱や山内一豊など、多くの武将が用いた。


 謙信の兜には旗と対になるような物があった。 上杉家菩提寺の林泉寺には、謙信所用の「毘」の文字を象った前立が残されている。 また、「金箔押唐草透風折烏帽子兜鉢」の唐草文様の中に「無」の文字が配されている。

 「愛」の前立の兜といえば、直江兼続のものが有名だが、謙信が「愛」の旗を使用していたとなれば、この兜は元々は謙信所用であったという可能性もある。 上杉景勝所用と伝わる兜に、日輪に卍を描き猪を配し、摩利支天を表したものがあるが、この兜は製作年から元は謙信所用であったが、後に景勝に譲られたか、謙信の死後、景勝所用となったらしい。 「愛」の兜もまた、元は謙信のもので、謙信から兼続、あるいは謙信の死後、景勝から兼続へ譲られていたとしても、不思議はないだろう。

 「龍」の兜については、確認できない。 謙信の兜に飯縄明神の前立のものがあるが、飯縄明神の本地仏の一つが不動明王であるから、飯縄明神→不動明王→龍と考えられなくもないが、これではこじつけすぎる。 「毘」「無」「愛」が一字旗と同じく文字を象ったものなら「龍」もまた文字を象った物でなくては成らない。 想像、いや妄想をたくましくすれば、「龍」の文字の兜はあった。 その兜は、北条家から養子に入った上杉景虎に譲られ、謙信の死後起こった御館の乱で景虎と共に失われた、となれば浪漫があるのだが。

( 文/葛城涼介)

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